安心はしあわせ 保険の鶴亀

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 保険の鶴亀の前身は、現社長武山敏彦の実父である森山慶一(1928~2005)が創業した合資会社森山保険事務所です。
創業者である森山慶一は、保険代理店業を単なる保険の募集だけではなく「準公的な使命を託された奉仕者」と捉えておりました。

 いつでも、どこでも、何時でも、お客様のお困り事があれば昼夜を問わず、親身になってお客様のご相談を受けておりました。
見返りを求めず正直に、嘘をつかず、ごまかさず、言い訳をせず、正に「奉仕者」としての人生を最後まで全う致しました。

 そのDNAが、現在の保険の鶴亀に受け継がれております。


創業者 森山慶一(昭和57年撮影)

前列右から4番目が森山慶一、
それを支えた隣5番目 妻とよ子

左:法人登記設立書(昭和54年9月1日)
右:第1期決算書(昭和54年9月1日)


事務所開業時の集合写真

 高い理想に燃えた森山慶一でありましたが、現実は厳しいものでした。
左は、第1期決算書ですが、スタートから-1,178,483円の赤字決算でした。

 法人設立の始めから「社会保険」を導入した事も特筆されるエピソードです。当時の保険代理店は、個人経営と国保が当たり前でした。来てくれた「社員が将来どこに行っても困らないように」が導入の原点です。
また、法人形態を「合資会社」にしたのも、「無限責任社員」という最も原始的かつ「全ての責任を自分が背負う」という覚悟の顕れでした。

 また代理店スタート時は、住友海上火災保険の専属でしたが、お客様のご意向が個人、法人と多岐に渡る事から、複数の保険会社を取り扱える「乗合代理店」の道を選びました。今では、複数の保険会社を取り扱う事は、当たり前の時代になりましたが、この選択も「お客様のために何が出来るか」という経営哲学を実践したものであり専属というホームを捨て、敢えて乗合い=アウェイの道を選んだ結果が、自主・自立の社風を育み今日までに至る土台を作っております。