交通事故対応

七夕の帰り道

「ぶつけられたー! 対向車が車線をはみ出して、私の車の方に向ってぶつかって来たの!!」

仙台七夕まつり最終日夕方、妻から私の携帯に事故の連絡が入りました。

「本当か!近くにいたからすぐ向かうよ!」 私は偶然、近くにいたので現場へ直行。

 道のりは、距離でたった2~3km、時間で7~8分ほど、普段なら全く焦ることは無い、通り慣れた道です。

でも、この日は違っていました。 

いつもの慣れた道のハズなのに、なかなか着きません、前に進みません、信号が青に変わりません(汗) 

早く通らせてくれ!!焦る気持ちが高ぶります。

正面衝突ではないか!? ケガはしていないのか? いっしょに乗っていた次女や姪っ子は大丈夫か? 

早く無事を確認したい。  

いや、まさか・・・ きっと大丈夫だろう。  

無事を祈りながら先を急ぐと、150mくらい先に赤色灯が見えてきました、、、

やっと着いた、、、

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現場は、事故車両の破片が散乱、幼稚園と小学校が近くにあり、通行人も多いところでしたので廻りは騒然、警察も到着したばかりでした。

無事を確認しようと車を降りると、妻の車に同乗していた次女と姪っ子は、私を見つけ駆け寄ってきました。

次女は「怖かったー ぶつかる瞬間スローに見えたよ」とホッとした表情で説明してくれました。 

、、、すぐに駆け付けることができて本当によかった。私もホッとしました(涙)

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事故状況は、妻の前方で起きた衝突事故からのもらい事故。

相手車両をギリギリで回避して接触で済みました。

一瞬の出来事。

(まともに正面衝突していたらどうなっていたか・・・)

事故相手は20才代の女性運転手、後部座席には80歳くらいの女性も同乗。 相手や警察から事情を聞いたところ 「猫らしき動物が車の前を横切ったので急ハンドルで避けた」との証言。 

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結果、妻と次女、姪っ子は夜間の救急病院へ行き診察。骨には異状無く、頸椎捻挫との診断。全治2週間。

妻の前を走行していた車両は全損でレッカー搬送。

対向車、後部座席の高齢女性は救急搬送、車はおそらく全損でしょう。

歩道にいた歩行者は事故の瞬間、向ってくる車両から逃げたので無傷。

少しタイミングが変わっていたら、歩行者も巻き込んだ大事故になってもおかしくない状況でした。

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夏休み後半、例外なく交通事故が多くなっています。梅雨明けからの猛暑続き、帰省ラッシュ。

 ドライバーの皆さんの疲れもピークとなっていることでしょう。

自分だけは大丈夫と思わず、くれぐれもお気を付けてください。

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「いってらっしゃい」には「行って、無事に帰ってきてください」という約束の意味が込められた言霊のパワーがあるそうです。

「いってきます」 

「いってらっしゃい」  

無事で帰る約束を交わすことの大切さを教えていただいた七夕の夜でした。

佐藤 秀樹

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